今日は会社で私物を箱に詰めて、自宅へ送りました。会社支給のスケジュール帳だのカレンダーだの、私以外には理解不能であろう書類だの、そういうものを全部廃棄して、不要なメールとかファイルをコンピュータからガシガシ削除して。会社を辞めちゃうんだなぁ、という感じがひしひしとしてきました。
私物として、どこからかわらわらとCDが出てきました。iPodを買ってからCDを持ち歩くことはなくなったんですが、かつては会社で聞くために結構な枚数を放置していたんですね。
その中に、ある知り合いが作ってくれたザイール(現コンゴ)のダンス音楽のコンピレーションCDがありました。アフリカと一言で言いますがやっぱり広いわけで、アフリカ音楽などと一言でくくれないほど国によって違いがあります。そのCDに入っていたザイールのダンス音楽は、アフリカのミュージシャンはユッスー・ンドゥールぐらいしか知らなかった私にとって、(作風も全然違うわけですが)衝撃的なほど格好良い音楽でした(ちなみに、ユッスー・ンドゥール?誰それ?と言う方でも、彼の歌声は絶対聞いたことがあるはず。ホンダのステップワゴンのコマーシャルで、オブラディ・オブラダを歌ってるセネガルの人です)
もう音楽のことを文章で説明するのはとっても不毛だと思うんですが、なんというか、聞けば聞くほど気持ちよくなってくる、みたいな。聞いているとじわーっと昂揚してくる感じは、ブラックミュージックよりも、むしろテクノとかトランスなんかに近いのかもしれません。
日本と韓国のことを考えればわかりますが、国とか文化が違えば距離が近くても異なる音楽になります。音楽の事ひとつをとってもいろいろな国に多様な文化があるわけで、アフリカ音楽、とか、アジア音楽、とかいうものは有効なくくりではないのかもしれません。にもかかわらず、私はロクに意識もしないまま「アフリカ音楽」などという言い方をしてしまうわけで。
結局は想像力の問題だと思うんですけど、こういう事を自分の感覚としてリアルに理解するのは、私にとっては難しい。自分が思っているところの世界とは、とても限られているのだと感じます。